従来の レポート のページでは、あらかじめデータの組み合わせが決まった 11 種類のレポートが使えます。ダイナミックレポート はビルダーです。期間、フィルター、グループ化を自分で選んで、必要な切り口のデータを取り出し、毎回作り直さなくてよいように保存できます。
このページは左メニューの レポート (new) から開きます。

2 つのビルダー
| ビルダー | どのデータを扱うか |
|---|---|
| シフト分析 | シフト:件数、長さ、確認、遅刻、欠勤、コスト、支払い |
| アクティビティ分析 | シフト内のアクティビティ。アクティビティ モジュールが有効な場合にのみ使えます |
使えるビルダーは会社の稼働モードによって決まります。現場サービスのモードでは、この 2 つの代わりに タスク分析 が表示されます。
レポートの作り方
目的のビルダーをクリックすると、上部にフィルター、下部にテーブルが並ぶ作業エリアが開きます。

- 日付範囲 — 集計する期間です。必須の条件はこれだけです。
- フィルターを追加 — 対象を絞り込むための追加条件です(プロジェクト、スケジュール、従業員など)。
- 適用 — レポートを再集計します。クリックするまで、テーブルは更新されません。
- 期間のグループ化 — 行をどの区切りで分けるかです。月、週、日を選べます。
- 次でグループ化 — 2 段目の分け方です。たとえばプロジェクトごとや従業員ごとに分けられます。
- 検索 — できあがったテーブルから行を探します。
- 10進数時間 — 時間の形式を切り替えます。
1:30ではなく1.5になります。データを表計算に渡すときや、給与の計算に使うときに便利です。
用意された期間
日付範囲 の項目は、手で入力する必要はありません。クリックするとカレンダーが開き、用意された選択肢の一覧が表示されます。今日、昨日、明日、今週、先週、来週、過去7日間、過去30日間、今月、先月、来月 などです。ふだんはこれで十分で、手で期間を指定するのは変わった区間が必要なときだけです。
各グループの最後の行にはそのグループの 小計 が、その下には全体の合計が表示されます。
実際のデータでの見え方
以下は、2026 年のシフト分析を月ごととプロジェクトごとにグループ化したものです。

このテーブルを見れば、量(シフトの件数と合計時間)、質(確認の割合、遅刻、欠勤)、お金(コスト、ボーナス、ペナルティ)が一目で分かります。1 つの切り口で、レポートを切り替えることなく確認できます。
集計できる内容
これが従来のレポートとのいちばんの違いです。シフト分析では 50 を超える指標が使え、どれを見るかを自分で決められます。指標は次のグループに分かれています。
- シフト: シフトの件数、従業員の実数、プロジェクトの実数、従業員 1 人あたりのシフト数。
- 長さ: 合計、平均、最小、最大、予定と予定からのずれ、深夜と祝日の時間。
- 休憩: 件数、合計時間、シフトあたりの平均、取られなかった休憩。
- 確認: 確認済みのシフトと、確認の割合。
- 遅刻: 件数、割合、遅刻時間の合計と平均、最大の遅刻。
- 早退: 件数、合計時間と平均時間。
- 欠勤: 件数と割合。
- コスト: 総コスト、シフトのコストの平均・最小・最大、時間あたりの平均コスト、深夜、祝日、休日、時間外。
- ボーナスとペナルティ: 金額、件数、平均値と最大値。
- 支払い: 前払いと支払い予定の合計額(シフトあたりの平均を含みます)。
不要な列は、設定のボタンで消せます。テーブルの上にある歯車のアイコンから Manage columns のパネルが開きます。このパネルに列の一覧が表示されるのは、レポートを作成した あと だけです。空のレポートでは設定するものがありません。
チャート
テーブルの上にあるチャートのボタンをクリックすると、同じデータのグラフが開きます。これは単なる「別の表示」ではなく、設定を備えた独立したパネルです。

- Chart type — グラフの種類です。たとえば棒グラフです。
- X axis — 横軸に何を並べるかです。Combined (all) を選ぶと、グループ化を 1 つのラベルにまとめます。たとえば「2026-02 / active」のようになります。
- Y axis (metrics) — どの指標を描くかです。複数を同時に選べます。
- Max items — 要素の数の上限です。グラフが柵のようにならないように制限します。
0は無制限です。 - スイッチ:Stacked(棒を積み上げる)、Legend(凡例)、Value labels(値のラベル)、Category labels(カテゴリのラベル)、Grid(グリッド)。
できあがったグラフは Download PNG と Download SVG のボタンでダウンロードできます。後者の形式は拡大しても画質が落ちないので、プレゼン資料に貼るのに便利です。
保存とエクスポート
テーブルの上には 4 つのボタンがあります。
| ボタン | 何をするか |
|---|---|
| 保存 | 現在のフィルターとグループ化のままレポートを保存します |
| エクスポート | データをファイルとしてダウンロードします |
| 設定 | 列と表示方法の選択です |
| チャート | テーブルとグラフの切り替えです |
保存するとウィンドウが開き、次の 3 つを指定します。

- タイトル — 一覧に表示されるレポートの名前です。
- 説明 — 説明です。このレポートは何のためで、何を見るのかを書きます。同僚にとって大きな助けになります。
- レポートを見られる人 — 「自分だけ」 または 「この会社の全員」 です。
保存したレポートは、セクションのトップページの一覧に表示されます。列は タイトル、説明、可視性 と操作です。自分専用のレポートには 個人用 の印が付きます。

レポートの行には操作が 2 つあります。開く(目のアイコン)と 削除する(ごみ箱)です。削除では確認を求められます。「このレポートは削除されます」と表示されます。
権限
| 役割 | できること |
|---|---|
| 従業員 | レポートを利用できません |
| マネージャー | レポートの作成と閲覧、データのエクスポート |
| 管理者 | 同じ操作に加えて、共有レポートの保存 |
| オーナー | すべての操作 |
起こりうる問題と対処
| 問題 | 原因 | 対処 |
|---|---|---|
| メニューに レポート (new) の項目がない | 権限が足りない | マネージャー、管理者、オーナーのいずれかの役割が必要です |
| 適用 を押してもテーブルが空 | 選んだ期間にシフトがない、またはフィルターが狭すぎる | 日付範囲を広げ、余分なフィルターを外して、もう一度 適用 を押してください |
| フィルターを変えたのに数値が同じ | レポートが再集計されていない | 適用 を押してください。再集計は自動では行われません |
| アクティビティ分析 に何も表示されない | アクティビティ モジュールが無効、またはアクティビティが記録されていない | モジュールを有効にし、その期間にアクティビティがあるか確認してください |
| 同僚に保存したレポートが見えない | レポートが個人用として保存されている | 可視性を「この会社の全員」にして、もう一度保存してください |
| いつものビルダーの代わりに タスク分析 が表示される | 会社が現場サービスのモードで動いている | 正常な動作です。使えるビルダーは稼働モードによって決まります |
よくある質問
質問:通常のレポートと何が違うのですか? 回答: 通常のレポートは、決まったデータの組み合わせを持つ 11 種類の定型の表です。ダイナミックレポートでは、期間、フィルター、グループ化を自分で指定し、指標を選び、その結果を再利用のために保存できます。
質問:日付範囲の指定は必須ですか? 回答: はい。期間は集計の必須条件です。
質問:フィルターを変えたのに数値が変わらないのはなぜですか? 回答: 適用 を押す必要があります。レポートは自動では再集計されません。
質問:「10進数時間」のスイッチは何をしますか? 回答: 時間の形式を変えます。1:30 ではなく 1.5 になります。表計算への書き出しや計算に便利です。
質問:余分な列を消せますか? 回答: はい。テーブルの上の設定のボタンから、指標を選べます。
質問:指標はいくつ使えますか? 回答: シフト分析では 50 を超えます。シフトの件数や長さから、遅刻、ボーナス、ペナルティ、支払い予定額までそろっています。
質問:レポートをグラフで見られますか? 回答: はい。チャートのボタンで表示が切り替わります。
質問:レポートを同僚と共有するにはどうしますか? 回答: 保存するときに、可視性を 「この会社の全員」 にしてください。自分専用のレポートは作成者だけに見え、個人用 の印が付きます。
質問:保存したレポートの可視性をあとから変更できますか? 回答: 一覧に専用の設定はありません。レポートを開いて、必要な可視性でもう一度保存してください。
質問:レポートを削除すると何が起こりますか? 回答: 削除されるのは保存したレポートの設定だけで、シフトそのものやデータには影響しません。システムが確認を求めます。
質問:「アクティビティ分析」がないのはなぜですか? 回答: これは アクティビティ モジュールが有効な場合にのみ表示されます。
質問:現場サービスではこれらのレポートはどこにありますか? 回答: 同じページに専用のビルダー タスク分析 があり、タスクに関する独自の指標がそろっています。