通常の レポート のセクションでは、あらかじめ用意された定型の表が使えます。ダイナミックレポート はビルダーです。期間、フィルター、グループ化を自分で指定して、タスクについて必要な切り口のデータを取り出し、毎回作り直さなくてよいように保存できます。
このページは左メニューの レポート (new) から開きます。
タスク分析
現場サービスのモードでは、このページにビルダーが 1 つだけあります。タスク分析 です。タスクに関するすべてを集計します。いくつ作成されていくつ完了したか、いくつ中止されいくつ期限を過ぎたか、遂行にどれだけ時間がかかっているかです。
*(スケジュールのモードでは、同じページに別のビルダー(シフトとアクティビティ用)が表示されます。何が使えるかは会社の稼働モードによって決まります。)*

レポートの作り方
- 日付範囲 — 集計する期間です。必須の条件です。
- フィルターを追加 — 対象を絞り込むための追加条件です。
- 適用 — 再集計します。クリックするまで、テーブルは更新されません。
- 期間のグループ化 — 行をどの区切りで分けるかです。月、週、日を選べます。
- 次でグループ化 — 2 段目の分け方です。たとえば遂行状況ごとに分けられます。
- 検索 — できあがったテーブルから行を探します。
- 10進数時間 — 時間の形式を
1:30ではなく1.5にします。
用意された期間
日付範囲 の項目は、手で入力する必要はありません。クリックするとカレンダーが開き、用意された選択肢の一覧が表示されます。今日、昨日、明日、今週、先週、来週、過去7日間、過去30日間、今月、先月、来月 などです。ふだんはこれで十分で、手で期間を指定するのは変わった区間が必要なときだけです。
グループごとの末尾に小計が、その下に全体の合計が表示されます。
実際のデータでの見え方
以下は、2026 年のタスクを月ごとと遂行状況ごとにグループ化したレポートです。各月にいくつのタスクが完了し、いくつが進行中で、いくつが順番待ちになっているかがわかります。

読み方はこうです。「2026-02 / Active — タスク 21 件、担当者 5 人、クライアント 4 件」という行は、2 月に 21 件のタスクが進行中のまま残ったことを意味します。その隣の「2026-02 / Backlog — 1」の行は、1 件のタスクが引き受けられないままだったことを示します。
集計できる内容
タスクに関して 30 の指標が使えます。
- 数量: タスクの総数、担当者の実数、クライアントの実数。
- 状態別: 完了、中止、進行中、順番待ち(Backlog)、完了率、中止率。
- 問題のある: 期限を過ぎたタスク。
- タスクの属性: 繰り返し、チェックリスト付き、ラベル付き、サブタスク。
- リードタイム: 合計、最小、最大、平均。
- 遅れ: 合計と平均。
- 全体のサイクル: タスクの作成から完了までの、寿命の合計と平均。
- 費やした時間: 担当者が記録した時間の合計と平均。
- 予定された項目: 件数、そのうち完了した数、金額、完了率。
不要な列は、設定のボタンで消せます。テーブルの上にある歯車のアイコンから Manage columns のパネルが開きます。ご注意ください。このパネルに列の一覧が表示されるのは、レポートを作成した あと だけです。空のレポートでは設定するものがありません。
実務でどう役に立つか。 月ごとの完了率と中止率を見れば、サービスが安定して回っているかがわかります。期限を過ぎたタスクと平均の遅れは、計画のどこが崩れているかを示します。リードタイム と 全体のサイクルの時間 の差は、タスクが着手されるまでどれだけ待たされたかを示します。
チャート
テーブルの上にあるチャートのボタンをクリックすると、同じデータのグラフが開きます。これは単なる「別の表示」ではなく、設定を備えた独立したパネルです。

- Chart type — グラフの種類です。たとえば棒グラフです。
- X axis — 横軸に何を並べるかです。Combined (all) を選ぶと、グループ化を 1 つのラベルにまとめます。たとえば「2026-02 / active」のようになります。
- Y axis (metrics) — どの指標を描くかです。複数を同時に選べます。
- Max items — 要素の数の上限です。グラフが柵のようにならないように制限します。
0は無制限です。 - スイッチ:Stacked(棒を積み上げる)、Legend(凡例)、Value labels(値のラベル)、Category labels(カテゴリのラベル)、Grid(グリッド)。
できあがったグラフは Download PNG と Download SVG のボタンでダウンロードできます。後者の形式は拡大しても画質が落ちないので、プレゼン資料に貼るのに便利です。
保存とエクスポート
テーブルの上には 4 つのボタンがあります。保存する、ファイルへ エクスポートする、列の 設定、チャート への切り替えです。
保存するときは、次の 3 つを指定します。
- タイトル — レポートの一覧に表示される名前です。
- 説明 — 説明です。このレポートで何を見るのかを書きます。
- レポートを見られる人 — 「自分だけ」 または 「この会社の全員」 です。
保存したレポートは、セクションのトップページの一覧に表示されます。列は タイトル、説明、可視性 と操作です。自分専用のレポートには 個人用 の印が付きます。行には操作が 2 つあります。開く(目のアイコン)と 削除する(ごみ箱)で、削除では確認を求められます。
権限
| 役割 | できること |
|---|---|
| 従業員 | レポートを利用できません |
| 管理者 | 作成、閲覧、保存、エクスポート |
| オーナー | すべての操作 |
起こりうる問題と対処
| 問題 | 原因 | 対処 |
|---|---|---|
| メニューに レポート (new) の項目がない | 権限が足りない | 管理者またはオーナーの役割が必要です |
| 適用 を押してもテーブルが空 | その期間にタスクがない、またはフィルターが狭すぎる | 日付範囲を広げ、フィルターを外して、もう一度 適用 を押してください |
| フィルターを変えたのに数値が同じ | レポートが再集計されていない | 適用 を押してください。自動での再集計はありません |
| タスク分析 ではなくシフト用のビルダーが表示される | 会社がスケジュールのモードで動いている | 稼働モードを切り替えるか、シフトの分析を使ってください |
| 同僚に保存したレポートが見えない | 自分専用(個人用)として保存されている | 可視性を「この会社の全員」にして、もう一度保存してください |
| 予定された項目の指標が空 | タスクで予定された項目が使われていない | これらの列は、項目のあるタスクについてのみ埋まります |
よくある質問
質問:ダイナミックレポートは通常のレポートと何が違うのですか? 回答: 通常のレポートは、決まったデータの組み合わせを持つ定型の表です。ダイナミックレポートでは、期間、フィルター、グループ化、指標の組み合わせを自分で指定し、その結果を再利用のために保存できます。
質問:期間の指定は必須ですか? 回答: はい。日付範囲がないと、レポートは作成されません。
質問:フィルターを変えても数値が変わらないのはなぜですか? 回答: 適用 を押す必要があります。
質問:タスクについていくつの指標が使えますか? 回答: 30 です。タスクの件数や完了率から、全体のサイクルの時間や予定された項目までそろっています。
質問:Backlog とは何ですか? 回答: まだ着手されていないタスクのことです。
質問:リードタイムと全体のサイクルの時間は何が違うのですか? 回答: リードタイムは、作業そのものにかかった時間です。全体のサイクルは、タスクの作成から完了までにかかった時間で、待ち時間も含みます。
質問:データをグラフで見られますか? 回答: はい。テーブルの上にあるチャートのボタンから見られます。
質問:レポートをエクスポートするにはどうしますか? 回答: テーブルの上のエクスポートのボタンを使うと、データがファイルとしてダウンロードされます。
質問:レポートを同僚と共有するにはどうしますか? 回答: 保存するときに、可視性を 「この会社の全員」 にします。
質問:レポートを削除するとタスクも削除されますか? 回答: いいえ。削除されるのは保存したレポートの設定だけです。タスクのデータは残ります。
質問:担当者 1 人、またはクライアント 1 件でレポートを作れますか? 回答: はい。フィルターを追加 から指定し、そのうえで結果を必要な形にグループ化できます。